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解体と補修と補強(目次)

・解体工事
・雨漏りの補修
・耐震補強工事

解体工事

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改修は、解体工事からはじまります。
長い間に積もったホコリが舞い上がりますが、余計なところを損傷させないように注意して進めます。
表面の仕上げ材を撤去することで初めて判明することも多く、その場で設計変更が必要になる場合もあります。
あらかじめ、余裕をもった工程を組むことが重要です。

雨漏りの補修

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解体した天井には、2階バルコニーからの若干の雨漏りのあとがありました。
バルコニーに面するサッシが床面ギリギリに取り付けられ、防水が十分にできていないことが原因でした。
根本的な修繕をするにはサッシを撤去し、堤防となる部分から作り直さなければなりません。
話し合いの結果、リスクは残りますがあまり大がかりな工事とせず、現状で可能な補修としました。
今後こまめに補修箇所を点検し、早め早めの修繕で対応していくことになります。
このようにリスクを完全にゼロにすることが難しい状況が、起こり得ることも改修工事の現実です。

耐震補強工事

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構造体が現れたところで、耐震補強工事を行います。
不明なところがたくさんある中で検討された補強計画が、そのまま現場で通用することは滅多にありません。
限られた時間の中で再検討を行い、問題ない方法を探し出すことが必要になります。

大工工事(目次)

・壁
・床
・天井
・開口部
・外壁
・テラス
・スロープ

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骨組みの耐震補強が終わると、壁に断熱材を入れます。



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その後全面に構造用合板を張り、石膏ボードを張るための下地材を取り付けます。



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再度断熱材を入れ、石膏ボードを張ります。
仕上げ・断熱・防音・デザインのことを考慮し、この建物では壁を二重に仕上げています。
過剰ではないかと迷いましたが、これには予想以上の効果を実感することができました。

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床下地をつくり始めます。
床を上げることにより、ユニットバスの出入りを段差なしとすることができます。



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根太がすべて取り付け終わった状態です。



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床暖房の設置後、床仕上げを行います。
無垢材の杉板は表面が柔らかいので、とても傷が付きやすい材料です。
それを十分承知の上で、それでも仕上げに選びたくなる肌触り(足触り?)の良さは格別です。
傷は残るし日にも焼けますが、生活の痕や時間の経過が住まいに刻まれるのは悪くない気がします。

天井

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新たに天井下地を組み、断熱材を入れます。



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塗装下地となるシナベニヤを張ります。

開口部

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アルミサッシが現場に運び込まれました。



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右側は引き違いのテラス窓。
正面は16枚の窓が羽のように開閉するオーニング窓です。
開閉角度を電動で操作できるので、少しの隙間からフルオープンまで風通しの微調整ができます。

外壁

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外壁には外張断熱材・透湿防水シートを張り、建具枠を取り付けてから外壁を張り始めます。



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仕上げはベイスギ材です。
赤っぽいものから白っぽいものまで混ざっているので、使う場所ごとになるべく色をそろえました。

テラス

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テラスの床はしっかり厚みを持たせています。
取り付け前に、塗装はほぼ仕上げておきます。



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がっしりと組み上がりました。
加工部等の未塗装面を塗装して仕上がりです。

スロープ

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玄関前のスロープも木で組み上げます。



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上に2階のバルコニーが張り出しているため、少々の雨ではほとんど濡れない場所となっています。

専門工事(目次)

・床暖房工事
・塗装工事
・水道工事
・電気工事
・建具工事

床暖房工事

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メーカーから専門の工事業者が来て、断熱材の上に床暖房パネルを設置していきます。
循環水温が低い分パイプが太くなっており、熱を伝える金属板が羽のように広がっています。
床のほぼ全面に敷きつめているため、どこに居ても変わらぬ温度はとても快適です。

塗装工事

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天井と梁は白い塗装で仕上げています。



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外壁は木の自然な色合いを残して仕上げました。

水道工事

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床下の配管工事です。



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ユニットバスは専門の工事業者により設置されます。



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水道管の引き込みが隣地経由となっていたため、今回の工事で前面道路からに変更しました。

電気工事

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分電盤取り付け前の状況です。
スイッチ・コンセントや照明器具の位置は設計時に十分検討しておきますが、最終的には現場で決定します。

建具工事

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木製建具は設置場所の状況に合わせて加工し、取り付けていきます。

自分たちでつくる

・珪藻土
・蜜ろうワックス
・家具

珪藻土

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左の袋の中身が珪藻土です。すぐ塗れるようにすでに練られた状態になっています。
右は手作りの鏝(コテ)板で、斜めの棒の部分を左手で握り平らな面に材料を載せます。
中央にあるのがプラスチック鏝です。
適度にしなり、透明で塗っている状態が見えるのが素人工事にはとてもありがたい道具です。



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ボードを留めるビスの部分や、隅の部分を先に下塗りしておきます。
少しグレー色っぽく見えるところが塗った直後の状態です。



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仕上がると真っ白になる色を選びました。
できるだけ平らになるように頑張って塗るぐらいで、ちょうどよいコテあとが残ります。

蜜ろうワックス

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床の杉板や開口部の枠など、木部がそのままあらわれる部分に塗っています。
自然な仕上がり感がとても良いと感じています。

家具

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間仕切り家具などは、ちょうどよい大きさになるように製作しています。
単純な構成を生かしたデザインとすることで、しっかり頑丈なものに仕上がりました。
終のすみかづくりを通して

Author:サトウマサシ

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