FC2ブログ

日本建築専門学校の紹介

6-6-900

静岡県富士宮市の、まさに富士山の麓にある、4年制の専門学校です。
「日本建築」を中心に学び、木造や伝統建築、茶道、造園などの実習授業があります。
また木造の校舎群に隣接して、同じく木造の寮があり、学びと生活が一体化しています。

ここで私は週に1日だけ(ですが、早や20年以上)、設計の演習授業を担当させていただいています。
非常に特色のある学校の、木造校舎での様々な出来事や風景を紹介していきます。

木造校舎の風景10・富士山に笠雲

6-6-111

2月の良く晴れた日、富士山にかかるきれいな笠雲です。
「笠雲がかかると雨が降る」と言われているようですが、この時は晴天続きでした。


6-6-112

間近なので、山肌からフワリと浮いた笠が眺められます。
いつ見ても、見入ってしまう山です。

木造校舎の風景9・秋晴れの富士山

6-1-101

秋晴れで、雪をかぶった富士山が教室の窓いっぱいに広がりました。
講義のため毎週通っていますが、雲に覆われて見えない日が結構多いのです。
日が暮れると急激に冷え込み、街よりも一足早い冬の近づきを実感。
これから学校周辺では、エサを求めて降りてくるシカが多くなる季節です。

学生の手で再建 「滝川神社」

6-6-091

火災で焼失していた、静岡県三島市の滝川神社。
その再建を日本建築専門学校にご依頼いただき、学生達の手で2015年に完成しました。
今まで写真では見ていましたが、やっと念願の現地訪問が叶いました。


6-6-092

明治時代につくられた石の鳥居をくぐると、正面に滝が見えます。
藤づるが伸びる静かな境内には、すぐ横を流れる川と滝の水音が響いています。


6-6-093

富士山からの豊富な湧き水で有名な三島らしく、たっぷりの水量です。
滝の上は、わさび田になっているそうです。


6-6-094

石で組まれた手水にも、コンコンと水が流れています。


6-6-098

滝から左に向くと、小ぢんまりとした神社の正面となります。
再建にあたり、伊勢神宮から式年遷宮の際の古材を譲り受けました。
また予備材として、宮域内の材も頂きました。
グレーに見える部分が古材、傷んでいた部分は新たに新材でつくられています。


6-6-095

以前は、伊勢神宮の摂社「饗土橋姫神社」でした。
この春に卒業した数名の学生が中心となり、放課後や土日を利用し丁寧な作業を続けました。
本殿の周囲は、神域を分ける瑞垣(みずがき)で囲まれています。


6-6-097

三島市街から少し離れた、畑の広がるのどかな場所に建っています。
木や銅板の色も変わり始め、徐々にその場所に馴染んでいるようでした。
学生たちは木工事を担当し、屋根などの銅板葺きは本職の方が施工しています。


6-6-096

式年遷宮のある伊勢神宮では、古くからの工法で柱の足元は地面に埋められていました。
ここでは恒久的な建物となるため、柱は石の上に据えられています。
瑞垣の隙間から、その様子を見ることができます。
凸凹した石に合わせ、柱下面を加工する「ひかりつけ」という方法で、ピタリと納まっています。
伊勢の地面に埋まり、保護の銅板にくるまれていた痕跡も、合わせて見ることができます。
この再建を通して学生達は本物から技術を学び、丁寧につなげる貴重な体験をしました。
将来は、間違いなく日本建築の技術を担う「本物の匠」に成長していくはずです。

木造校舎の風景8・梅雨明け間近

6-6-074

今年は、雨の多い梅雨らしい天気が続きました。
目の前にある富士山も、雲や霧で見えないことが多い時期となります。
時折すっきり晴れ渡り、雪の消えた黒い山を見上げると、夏が近いことを実感します。

木造校舎の風景7・神社の再建

6-6-071

第2実習棟では、2013年に焼失した三島市の滝川神社を再建する作業が進められています。
伊勢神宮の宇治橋の守り神を祭る社殿を、20年に一度の式年遷宮の後、譲り受けました。
神宮内で育てられたヒノキも合わせて譲り受けたので、傷んだ箇所を補修して移築します。
手前が模型、奥に見えるのが実物の仮組みです。


6-6-072

作業は3年生を中心に、放課後や休日も利用して進められています。
作成した図面と本物を見比べながら学べる、とても貴重な体験です。


6-6-073

古くからの形式を引き継ぐ建物なので、柱は掘っ立て式(柱脚を地面に埋める方法)です。
良い材料に銅板が巻かれているため、20年間埋まっていたとは思えない状態の良さです。
移築に際しては恒久的な建物とするため、新たに基礎を設けることになります。
完成を目指して日々励んでいる学生達の姿は、とても頼もしく見えます。

木造校舎の風景6・木造の実習棟

6-6-061

校舎群の敷地から南側に一段下がった場所に建つ、第1実習棟です。


6-6-062

普段は活気に満ちた室内ですが、一年間の全授業が終わりシーンと静まりかえっています。
就職を間近に控えた4年生が、熱心に道具の手入れをしていました。


6-6-063

隣接する砥ぎ場でも、やはり4年生が熱心に刃物を砥いでいました。
まもなくここから巣立ちますが、学生時代の記憶に残る場所のひとつになると思います。

木造校舎の風景5・実寸大で学ぶ

6-6-042

第2実習棟の中には、実寸大の木造軸組みが建ち上がっています。
これは設計から施工まで、すべて学生主体で進められる演習の成果物です。

木造校舎の風景4・桜満開

6-6-041

街はすっかり葉桜ですが、山の上の学校では入学式に合わせたように桜が満開になりました。
この冬後半の大雪で、富士山には残雪が多く見られます。いよいよ新年度のスタートです。

木造校舎の風景3・大雪のあと

6-6-031

大雪のあと4日後の風景ですが、まだまだ敷地内はたくさんの雪で覆われています。


6-6-032

屋根から落ちた雪は、人の背の高さほどに積もっています。
各棟をつなぐ道だけがかろうじて除雪されていますが、道を作るまでは大変だったようです。


6-6-033

北側の障子を開けて見ると、こちらはさらに深く積もっていました。

木造校舎の風景2・作品展示

6-6-021

校舎内の色々な場所には、様々な模型や図面などがたくさん展示されています。
これらはおもに4年生の卒業研究での作品です。


6-6-022

土壁を実物で製作することで理解を深め、まとめ上げた研究の作品です。
右から左へ、土壁がつくられる過程を示しています。

木造校舎の風景1・秋の一日

6-6-011

秋の朝の風景です。


6-6-012

教室の窓から見える富士山です。


6-6-013

夕方にはすっかり表情が変わり、きれいな月が出ました。
終のすみかづくりを通して

Author:サトウマサシ

目次
お問合わせ

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
カウンター