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さわって、持って、鳴らしてみよう

6-7-111

東京国立博物館で見かけた、体験型の展示です。
1つ目は「さわってみよう」のコーナーで、江戸時代のお金が3種類ありました。
形・大きさ・デコボコ・重さ・冷たさなど、ガラスケースの中ではわからないことが実感できます。
大判は10両(現在の320万円)、小判は1両(32万円)、銭は1文(80円)になります。
現代では似たものがない大判の手ざわりは、今の紙幣とは比べものにならない程の貫禄です。


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2つ目は「もってみよう」のコーナーで、縄文時代の土偶が置かれていました。
重さや模様の他、男か女か?を読み取ってみよう、と書かれていました。
土偶には妊娠した女性の姿が多く、子孫の繁栄を祈る道具だったようです。
持って触れることで理解が深まり、当時の人の気持ちに少しだけ近付けます。


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3つ目は「ならしてみよう」のコーナーで、弥生時代の銅鐸が吊るされていました。
中の棒を揺らして、カンカンと音をたてることができます。
今聞くと少々うるさい印象ですが、金属が珍しい時代では不思議な音だったのかもしれません。
見るだけでは思い浮かばない想像が、音の体験から得られました。
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