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金沢-2・玉泉院丸庭園 2m下に埋まる遺構

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北陸新幹線も開通し、金沢市内では様々な整備が進んでいる印象を受けます。
金沢城公園も、訪れるたびに見所が増えているようです。
玉泉院丸庭園は、2年前の平成27年に完成しました。
加賀藩の軍備倉庫・三十間長屋がそびえる石垣が、背景になっています。
大きな高低差を回遊するため視点が移り変わり、立体的な広がりが感じられます。


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三代藩主・前田利常が、1634年に作ったのが始まりとのこと。
明治以降その面影を消していましたが、平成20年から発掘調査が行われました。
その成果に基づき平成25年から整備工事が始まり、現在の姿になっています。
すぐ隣の敷地では、現在も発掘調査が続いている様子でした。
右手に見える池に面した平屋の建物は、玉泉庵という休憩所になっています。


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池には船小屋が建てられ小舟が浮かび、風情があります。
実際に船から庭を眺めることができたら、さぞかし楽しいと思いました。


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復元整備なのですが、驚いたことに本物の庭はこの下に埋まっています。
遺構をそのまま保存するために、約2mの盛土をして庭園が造成されました。
断面図を見ると、現在の池底付近は「陸軍馬場整備面」となっています。
様々な時代が積み重なっていることを、実感しました。


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木造の美しい休憩所は冬でも暖かく、大きなガラス開口から庭園を一望できます。
ここには、発掘調査や復元整備の様子が、わかりやすく展示されていました。
夜間ライトアップしている日もあるようなので、次は夜に訪れたいと思います。
終のすみかづくりを通して

Author:サトウマサシ

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