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銀座・数寄屋橋 さようならソニービル

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50年間、銀座・数寄屋橋交差点の顔だったソニービル。
残念ながら、3月31日に閉館し解体されてしまいます。
現在は、最後のイベント「It's a Sony展・Part-2」が、開催中です。
歴代の製品が展示された「Part-1」は、見損ねてしまいました。残念…。
このビルの特徴は、何と言っても大きならせん階段のような構造です。
フロアを田の字型に4分割し、1/4階ずつ上がる構造が模型で説明されていました。
展示を見ながら歩いていると、気が付くともう6階まで上がってしまっています。
私が建築学生だった頃、初めて訪れた時の感動は今でもはっきり覚えています。


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空間の特徴は、らせん状にひとつながり。
このイベントでは、その特徴を最大限に生かした展示がありました。
それが、この木琴です。
4階から2階まで、約35mの木道の上を木の玉が転がり落ち、音楽を奏でます。


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楽曲は、Louis Armstrongの「 What A Wonderful World」。
たしか以前にテレビのCMで、森の中に置かれたこの木琴を見た記憶があります。
上の階から下の階へ、玉の動きに合わせて素朴な音色が流れ動いていました。


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ここが、スタート地点。
玉が溝から落ちる時に、木琴を叩きます。
釘などは一切見えず、きれいにカンナ掛けされた白木だけが目に入ります。


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一見すごくシンプルなつくりですが、そう見せることはとても大変なことです。
その上でさらに、あの音楽を生み出していることに驚かされます。
玉の転がり方や音の調整にも、相当なエネルギーが注がれていることでしょう。
ビルの姿はなくなりますが、この木琴の音はいつまでも忘れない気がします。
解体後の2018年の夏には、ソニーパークが誕生予定。
東京オリンピックの2020年まで限定の、街に開かれたパークとなるようです。
終のすみかづくりを通して

Author:サトウマサシ

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