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金沢美術工芸大学・美術工芸研究所ギャラリー 鉛筆のように削る漆刷毛

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市街を流れる犀川と浅野川にはさまれた高台の小立野に建つ、金沢美術工芸大学。
桜満開の時期に、図書館2階にある美術工芸研究所ギャラリーを訪れました。
今まで限定開場だったようですが、この春から一般公開されています。
展示は2つのゾーンに分かれ、1つは所蔵コレクションの企画展示。
もう一つは、陶磁・漆工・金工・染織の資料閲覧ゾーン「平成の百工比照」です。


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充実した展示なのですが、普段目にすることがないものが多く、鑑賞力が追いつきません。
そんな中、気になる道具を一つ見つけました。
様々な幅の板のように見えますが、どれも漆を薄く摺りつけるための刷毛です。
漆を塗る姿は見たことがありましたが、初めてその道具を間近で見ました。


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馬の毛を束ねたものを芯に、薄い板(ひのき)でくるんでいます。
板の長さ全部に毛が入っているものと、半分までのものがあります。
すり減ってきたら鉛筆のように木を削って毛を出し、20年も使うものもあるそうです。
この他にも工芸品ならではの奥深い展示が、たくさんあります。
興味のあるところから見ていけば、自然に鑑賞力が鍛えられそうなギャラリーです。
終のすみかづくりを通して

Author:サトウマサシ

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