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南魚沼・塩沢宿 雁木の町並み「牧之通り」

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コシヒカリで有名な、新潟県南魚沼市。
国道17号から塩沢駅側に入ると、並行して通る三国街道があります。
この通りが数年前に、江戸時代の宿場町の街並みとして再現整備されました。


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豪雪でも往来に支障がないように設けられた、雁木(がんぎ)。
通り沿いに長く連なり、街並みに統一感を与えています。
柱には趣のある看板が付き、軒裏には民具などが吊るされています。


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通りに面するほとんどの建物が、昔の宿場を感じさせる佇まいです。
こちらは銀行ですが、両替商の看板に蔵の扉が設えてあります。
これだけ多くの建物を、ほぼ同時期に整備できたことが驚きです。


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各建物には、立派な「まちなみ景観協定の合格之証」が掛けられています。
町の景観整備が、とても上手にできていることを感じました。


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雁木を歩いていると次々に楽しい仕掛けが目に入り、飽きることがありません。
なぜかカマキリ?が紹介してくれているのは、過去の大雪の記録です。
たった1日で1.4mの降雪とは!…信じられません。


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格子窓には解説板が掛けられ、雪国ならではの様々な小話が筆文字で書かれています。
豪雪のこの地域では屋根の除雪は、雪下ろしではなく「雪掘り」というそうです。
他で見た解説板には、道路の雪を融かす消雪パイプのことが書かれていました。
昭和38年に長岡で初採用され、その後各地に普及したものだそうです。
最初は水だけで豪雪が消えるとは、誰も信じていなかったようです。


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豪雪地帯とはいえ、ここまで雪にこだわった町づくりには理由があります。
それは、この街出身の江戸時代の作家・鈴木牧之(ぼくし)。
雪国の生活を伝える書物「北越雪譜(ほくえつせっぷ)」を、世に出した人物です。
40年かけてまとめ上げたこの本は、7冊・125話に55の挿絵を収録。
生々しい雪の恐ろしさなども、記されました。
雪のない地方の人にとっては、大変興味深いものだったのでしょう。
江戸時代の、ベストセラーになったそうです。
これは壁に架けられていた、挿絵の雪の結晶です。
この通りも、牧之通りと名付けられています。


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通りから少し奥まったところに、「お米の楽校」の看板を発見。
コシヒカリの本場ならではの、米の選別工程の展示がされていました。
隣接して食堂もあり、釜炊きしたごはんが食べられます。


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展示の中で最も驚いたのが、米俵5俵・300㎏を担ぐ女性の写真。
その前には、米俵1俵が置かれています。
1俵ぐらいなら…と思い手をかけましたが、簡単にはとても持ち上げられない重さです。
昔の日本人は、身も心も強かった!とつくづく思いました。
終のすみかづくりを通して

Author:サトウマサシ

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